【体験談】キャピタル投資で資産40%減…高配当投資に変えて分かった現実

比較

【結論】投資は「増えそうか」だけではなく、自分の性格や生活に合うかまで含めて考えることが大切だと感じています。私はキャピタル投資で資産を40%近く減らした経験から、現在はインデックス投資・高配当投資を中心に続けています。

「キャピタル投資と高配当投資、どちらが自分に合うのか」と悩む人も多いのではないでしょうか。私自身、短期間で増やしたい気持ちからテクニカル分析中心の投資を始めましたが、損失や精神的負担も経験しました。

この記事で整理していること
・キャピタル投資と高配当投資の違い
・資産40%減につながった実体験と気づき
・高配当投資へ変えて感じたメリットと現実
・40代会社員として感じた「続けやすい投資」の考え方

本記事は、筆者自身の実体験や投資方針をもとに整理した内容です。特定の金融商品や投資手法を推奨することを目的としたものではありません。投資には元本割れのリスクもあるため、最終判断はご自身の状況や目的に応じて行ってください。

高配当投資とキャピタル投資の違い|実際に感じた難しさ

キャピタル投資と高配当投資は、同じ株式投資でも「何で利益を得るか」が異なります。
キャピタル投資は「安く買って高く売る」を繰り返しながら利益を積み上げる投資だと考えていました。

ただ実際には、
「今が本当に安いのか」「ここからさらに下がらないか」
を判断し続ける難しさがあります。

特にテクニカル分析では、チャートの形から売買タイミングを判断しますが、
実際の場面では、
「乗り遅れたくない」「また下がるかもしれない」
という期待や焦りが入り、ルール通りに動けないことも多くありました。

一方で高配当投資は、
「安定して配当を出し続けられる企業を探す投資」
という感覚に近いと思っています。

ただ、これも簡単ではありません。
財務状況や事業内容を見ながら判断しても、
10年後、15年後まで安定して利益を出し続けられるかは、実際には誰にも分かりません。

事実、
今は財務に問題がない企業でも、増配されないこともありますし、
業績悪化で減配されることもあります。

そのため、私が実際に感じた違いを整理すると、次のようなイメージでした。

比較項目キャピタル投資高配当投資
主な利益値上がり益配当収入
必要な時間相場確認が多め比較的少なめ
精神的負担値動きの影響を受けやすい比較的長期で考えやすい
向いている人 売買判断を継続したい人長期で積み上げたい人

もちろん、実際の感じ方には個人差がありますが、私自身は、毎日値動きを追い続ける生活が想像以上に合いませんでした。

私の場合は、
「増えそうか」だけで投資方法を選ぶと、長く続きませんでした。
実際には、
・自分の性格として、どちらが冷静でいられるか
・どちらがストレスを抱えすぎず、無理なく続けられるか
・家族との時間なども持てた上で、投資ばかりにならないか
の方が、投資を続ける上では大きかったです。

また、投資方法によって必要な時間もかなり違うと感じています。

私の場合、キャピタル投資では相場やチャート確認の時間が増えやすく、仕事や家庭との両立が難しく感じる場面がありました。

キャピタル投資(テクニカル中心)で資産40%減らした体験と気づき

私が最初に選んだのは、キャピタル投資(特にテクニカル分析)でした。

理由はシンプルで、
「短期間で資産を増やしたい」という気持ちが強かったからです。

当時は、チャート分析を学び、
エントリーポイントや損切りルールも理解しているつもりでした。

実際、最初はうまくいきました。
元手50万円で始め、10%ほど利益が出たことで、
「このやり方ならいけるかもしれない」
と思うようになっていました。

しかし、その後は続きませんでした。

本来なら、
「狙った形になるまで待つ」必要があるのに、
少し上がりそうに見えると焦って入ってしまう。

逆に、損失が怖くなり、入るべき場面で入れなくなる。

そんな小さなズレが積み重なり、
最終的には、50万円で始めた資金が30万円を切る水準まで減少しました。
数字だけ見ると小さく感じるかもしれませんが、当時の私にとってはかなり大きなダメージでした。

もちろん、テクニカル分析そのものを否定したいわけではありません。

実際に成果を出している人もいますし、
ルールを徹底できる人には合う投資スタイルだと思います。

ただ、私の場合は、
「理解していること」と「実際にできること」が全く別でした。

私が学んでいた手法は、

  • 勝率100%ではない
  • 勝率が高くなくても、1回の利益を大きく、損失を小さく抑えることで、トータルで利益を目指す

という考え方でした。

理屈では理解していても、
実際に損切りが続くと、かなり苦しくなります。

損切りが続くと、
「また負けるかもしれない」という気持ちが強くなり、
本来のルール通りに動けなくなっていきました。

私は一度負けて終わったわけではありません。
勉強して挑戦し、負けて距離を置き、また勉強して挑戦する。
それを約3年間繰り返しました。
「次こそはうまくできるかもしれない」と思いながら、勉強して再挑戦する状態が続いていました。

ただ、その中で感じたのは、
キャピタル投資は「技術」だけではなく、
感情をコントロールしながら続ける力も必要だということでした。

さらに大きかったのが、仕事や家庭との両立です。

平日は仕事終わりにチャートを確認し、
休日も家のことや子どもの習い事の付き添いがあります。

実際には、
毎日相場へ集中できるほど時間や余裕はありませんでした。

疲れている状態だと、
「また損切りになるかもしれない」という不安も強くなり、
冷静に判断する難しさを感じていました。

さらに精神的にきつかったのは、
投資していたお金が、
節約や家計管理で少しずつ作ったお金だったことです。

通信費や固定費を見直しながら、
少しずつ投資資金を作っていたからこそ、
損切りが続くと、
「何のために頑張って節約していたんだろう」
と落ち込むこともありました。

こうした経験を通して感じたのは、
キャピタル投資(特にテクニカル中心)は、

  • 損切りを受け入れ続けるメンタル
  • 感情に左右されない判断
  • 継続して相場を見る時間

が必要な投資だということです。

私の場合は、それを長く安定して続けることができませんでした。

高配当投資に変えて感じた変化(メリットと現実)

私はテクニカル分析中心の投資を経験したあと、一度株式投資から距離を置き、その後、コロナ禍をきっかけに、自分に合う投資の形を考える中で、高配当投資に取り組むようになりました。

現在の年間配当は約6万円ほどです。金額としては大きくありませんが、通信費や子どもの習い事の一部を配当金でまかなえている感覚があり、以前よりも「長く続ける意味」を感じやすくなりました(現在は配当金を再投資しています)。

初めて配当金が入ったときは、値上がり益とは違い、「長期で保有する意味」を実感した感覚がありました。
もちろん、配当だけで生活できる金額ではありません。

それでも、
毎日の値動きで一喜一憂するより、
時間をかけながら積み上げていく感覚の方が、私には合っていました。

また、
「すぐ増やしたい」という考え方から、
「大きく増やすこと」よりも、値動きやリスクも受け入れながら、長く続けられる形で資産形成をしていく、という考え方に変わったのも、大きな変化でした。

一方で、高配当投資も簡単ではありません。

減配によって配当金が減ることもありますし、
思ったように資産が増えないと感じる時期もあります。

また、高配当株は配当金が入る安心感がある反面、
評価額が大きく下がると、やはり精神的には落ち着きません。

私自身も、
「この下落分を配当金で取り戻すには、10年近くかかるかもしれない」
ような場面では、
本当に持ち続けて大丈夫なのか不安になることがあります。
特に高配当株は、株価下落時に「配当利回りが高く見える」こともあるため、配当金だけではなく、業績や財務状況も含めて確認する重要性を感じています。

さらに、
財務が安定している企業を選んだつもりでも、必ず増配されるわけではありません。

テーマ株のように短期間で大きく値上がりするケースも少なく、「増えるスピードが遅い」と感じることもあります。

加えて、分散を意識して保有銘柄が増えると、確認や管理に手間がかかることもあります。特に、業績悪化に気づくのが遅れることも実際に体験しています。
そして、私自身も、「保有銘柄数について、安心感を求めすぎて、持ちすぎではないか」と感じる場面があります。

私の場合は、長期で積み上げる形の方が、毎日の値動きに振り回され続けるより、自分には合っていました。一方で、値動きを見ながら売買する方が合っている人もいるため、投資スタイルに正解があるというより、「自分が続けやすいか」の影響が大きいと感じています。

「キャピタル投資と高配当投資のどちらが良いか」は、利益の出し方だけではなく、
私の場合は、
「値動きを頻繁に確認しなくても続けやすいか」
が、投資スタイルを考える上でかなり大きな要素でした。

高配当投資にも、
・減配リスク
・業種偏り
・株価下落リスク
などはありますが、
実際にどんな基準で保有しているのか気になる方は、現在の保有銘柄も公開しています。
▶︎保有している高配当株はこちら

「高配当株は減配が怖い」と感じる方は、私が銘柄選定で確認しているポイントも整理しています。
▶︎過去の配当から減配しにくいと考える銘柄はこちら

まとめ|投資は「自分に合うか」で決める(40代会社員向け)

私は、
「短期間で資産を増やしたい」
という思いから、キャピタル投資(特にテクニカル分析)を始めました。

ただ実際には、
損切りを受け入れ続ける難しさや、
感情をコントロールしながら判断する難しさを感じ、資産を40%近く減らす結果になりました。

その後、高配当投資へ考え方を変えたことで、
「早く資産を増やす」よりも、
「長く続けながら積み上げる」
という考え方の方が、自分には合っていると感じるようになりました。

もちろん、

・キャピタル投資で成果を出す人
・インデックス投資を中心に続ける人
・高配当投資で配当収入を増やしていく人

など、同じ投資方法でも、
「値動きがある方が楽しい」と感じる人もいれば、
私のように値動きに疲れてしまう人もいると思います。

大切なのは、「どれが一番増えそうか」だけではなく、自分の性格や生活の中で無理なく続けられるかまで含めて考えることでした。特に投資を始めたばかりの頃は、「増えそうか」だけで判断しやすいですが、値動きによるストレスや、投資に使える時間は長期では大きく影響すると思っています。

私自身は、その考え方から現在の投資スタイルを続けています。
特に、値動きによる不安を抱えすぎないかは、長く投資を続ける上でかなり大きいと感じています。
特に40代会社員になると、仕事や家庭との両立もあり、投資に使える時間や精神的な余裕にも限りがあります。

だからこそ、
無理に誰かの投資スタイルを真似するのではなく、
無理なく続けられる形を探していくことが、長く続ける上では大切なのかもしれません

私自身もまだ試行錯誤の途中ですが、
これから投資スタイルを考える方の参考の一つになれば嬉しいです。

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■データ出典・注意事項
※本記事は、筆者の実体験や考え方をもとに作成しています。将来の成果や利益を保証するものではありません。投資判断は、リスクやご自身の資産状況を踏まえた上で行ってください。

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