【結論】2026年6月時点で、インデックス投資の評価額や配当金は着実に増えています。しかし資産形成は資産額を増やすだけでは終わらず、保有銘柄の整理や売却判断など新しい課題とも向き合う必要があります。
本記事では、実際の資産状況と現在感じている悩みをまとめました。
これから資産形成を始める方や、NISAで積立投資を続ける中で次の課題を考え始めた方にとって、資産の増え方だけでなく、投資との向き合い方や悩みの変化を知る参考になれば幸いです。
■この記事で整理していること
・インデックス投資の資産推移と感じた変化
・配当金の推移と再投資の状況
・ポートフォリオ見直しで感じている悩み
※本記事は、我が家の資産形成の記録と実体験をまとめたものです。投資判断はご自身の状況や目的に合わせてご検討ください。
2026年6月時点の資産形成状況
まずは2026年6月時点の我が家の資産形成状況をまとめます。
資産形成を始めた頃は、「まず100万円」「まず配当金をもらうこと」が目標でした。
その後も積立や投資を続けた結果、少しずつ資産が積み上がってきました。
ここでは現在の資産状況と、資産形成を続ける中で感じていることを紹介します。
■インデックス投資の資産推移
我が家では新NISAを活用しながら、eMAXIS Slim S&P500とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を積み立てています。それら購入額と資産評価額、損益額 (単位:万円)が下記表です。
| 年 | 累計購入額 | 評価額 | 損益額 |
| 2022年 | 81 | 77 | ▲4 |
| 2023年 | 153 | 185 | +32 |
| 2024年 | 222 | 320 | +98 |
| 2025年 | 295 | 477 | +182 |
| 2026年6月 | 332 | 568 | +236 |
2022年は相場下落の影響もあり、一時的に含み損の状態でした。
その後も毎月の積立を継続した結果、現在では購入額と評価額の差が大きく広がるようになりました。もちろん今後も相場の上下はあると思います。
積立を始めた頃は、毎月の入金額が資産形成の中心でした。しかし最近は、1日の値動きが以前の1か月分の積立額を超えることもあります。資産が増えるほど、自分の行動よりも市場全体の動きが資産額に与える影響が大きくなることを実感しています。
なお、2022年に約4万円の含み損となった当時の状況や、その中で積立を続けた経験については別記事で詳しくまとめています。
▶︎【実体験】NISAで初年度マイナス4万円…それでも続けた結果
■配当金の推移
※配当金には、高配当株・テーマ株・優待目的で保有している銘柄の配当金を含みます。
| 年 | 配当金 |
| 2024年 | 583円 |
| 2025年 | 12,074円 |
| 2026年6月 | 64,343円 |
2024年は583円だった年間配当金も、2025年には12,074円となり、2026年6月時点では64,343円まで増えました。
配当金が増えた理由は、受け取った配当金の再投資や、購入後に増配した銘柄もあり、株主還元を重視する企業を選んできた効果も少しずつ表れているように感じています。
もちろん減配や業績悪化のリスクもありますが、受取配当金が増えていく様子は資産形成を続ける励みの一つになっています。給与からの入金だけでなく、配当金が次の投資資金になる流れが少しずつ作られています。

予想配当を含むため、実際の受取額とは異なる場合があります。
あくまで2026年6月時点の参考値としてご覧ください。
■現金・債券の状況
国債や現金についても一定額を保有しています。
資産形成というと投資資産に注目が集まりやすいですが、
我が家では「使う時期が決まっているお金」と「長期で運用するお金」を分けて管理しています。
投資待機資金や定期預金に加え、生活費5~6か月分の生活防衛資金も確保しています。
また、10年以内に使う可能性がある資金の一部については個人向け国債で運用しています。
投資だけに資金を集中させるのではなく、現金や債券も含めて役割を分けることで、相場下落時でも落ち着いて投資を続けやすくなりました。実際に2022年には含み損となる場面もありましたが、生活防衛資金を確保していたことで、さらに相場が下落しても慌てることなく積立を継続できました。
今振り返ると、資産を増やすための仕組みだけでなく、相場が下落した時に続けられる環境を作っておくことも大切と感じています。
資産形成を続ける中で感じている新しい悩み
資産形成を始めた頃は、「どうやって投資を始めるか」「毎月の積立を続けられるか」が悩みでした。一方で、積立投資や高配当株投資を続ける中で、最近は保有資産の整理やポートフォリオの見直しについて考える機会が増えています。
ここでは、現在感じている課題について整理します。
■ポートフォリオの見直しを進めている
以前は分散投資を意識し、気になる銘柄を少しずつ購入していました。
配当投資を続ける中で、高配当株だけでなくテーマ株や優待株にも投資するようになり、
保有銘柄数が徐々に増えていきました。
銘柄が増えるほど管理する情報も増えます。
決算内容や配当方針を追い切れなくなったり、購入当時は魅力を感じていたものの、
後から振り返ると自分の銘柄選定基準のどこを評価して購入したのか説明しにくい銘柄も出てきました。
その結果、保有銘柄数が増え、管理や判断に時間がかかるようになりました。
最近は新しい銘柄を探すことよりも、今保有している銘柄をどう整理するかを考える時間が増えています。
■銘柄選定基準を見直しの軸にしている
保有銘柄を見直す中で感じているのは、売買の判断軸を明確にしておく大切さです。
私は投資を始める前から、自分なりの銘柄選定基準を作って投資してきました。
ただ、その基準は投資経験を重ねる中で少しずつ見直しており、現在の形になっています。
一方で、実際の投資では「配当利回りが魅力的だった」「将来に期待したかった」といった理由から、基準をやや緩めて購入した銘柄もあります。
そのため現在は、
改めて保有銘柄を見直し、現在の銘柄選定基準に照らし合わせながら整理を進めています。
銘柄数を減らそうとすると、「来年は増配するかもしれない」「株価が上昇するかもしれない」といった期待が頭をよぎり、判断に迷うこともあります。
それでも感情だけで判断するのではなく、自分で決めた基準を軸に考えるようにしています。
実際に私が銘柄選びで確認しているポイントについては、以下の記事で詳しくまとめています。
▶︎【初心者向け】高配当株の選び方|4つの基準で銘柄選定をシンプルに
■売却判断の難しさを感じている
ポートフォリオを見直す中で難しいと感じているのが売却判断です。
私は基本的に購入した銘柄は売らない方針ですが、
「年間配当金の20年分に相当する値上がり益が出た場合」は売却を検討するというマイルールを設けています。
▶︎高配当株は売るべきか|配当20年分で考える売却目安と失敗談
購入時は、自分で決めた投資方針や銘柄選定基準に合うかどうかで判断できます。しかし売却時は、利益や含み損、将来への期待など感情も絡むため、購入時より難しさを感じます。
実際に見直しを進める中でも、「まだ上がるかもしれない」「今売るのは早いかもしれない」と迷う場面があります。
だからこそ感情だけで判断するのではなく、自分なりの売却基準を持つことが大切だと感じています。
まとめ
2026年6月時点では、インデックス投資・配当投資ともに資産形成は順調に進んでいます。2022年には含み損を抱えていた時期もありましたが、積立を続ける中で評価額や配当金は少しずつ増えてきました。
資産形成を始めた頃は、「投資を始められるか」「積立を続けられるか」が主な悩みでした。しかし、資産が少しずつ積み上がるにつれて、最近はポートフォリオの整理や売却判断など、これまでとは違う課題を考える機会が増えています。
私自身も現在は保有銘柄の見直しを進めていますが、改めて感じるのは、自分なりの判断基準を持つことの大切さです。
本記事で紹介した資産推移や悩みの変化が、これから資産形成を始める方や、積立投資を続けている方の参考になれば嬉しいです。
■注意
本記事は、我が家の資産形成状況や実際に感じている悩み・考え方の変化をまとめた記録です。資産形成の進め方や適した資産配分は、年齢・収入・家族構成・目標によって異なります。本記事が一つの実例として参考になれば幸いですが、投資判断はご自身の状況に合わせてご検討ください。
