※本記事は筆者の実体験と投資方針をもとにした比較・考察であり、特定の金融商品の推奨を目的とするものではありません。
【結論】資金が多くない人は高配当を中心にするのが無理なく続けやすい
理由は大きく3つあります。
・少額から始めやすい
・現金で再投資できる(複利が効く)
・投資判断がシンプル
一方で優待株は、
・楽しさや満足感はある
・ただし資金効率は下がりやすい
そのため、「高配当を軸に、余裕があれば優待」
このような進め方が自分には合っていると感じています。
私は現在配当約6万円/年、優待約1.2万円相当というリターンで運用しています。
なお、資産がある程度増えてきた段階では、投資スタイルの考え方も変えて良いと思っています。
例えば、
・老後資金の目処が立ってきた
・一定の資産規模に到達した
といった場合には、高配当投資や優待投資を中心にする考え方もあります。
あわせて読みたい(投資スタイル全体を整理したい方へ)
高配当投資・インデックス投資・優待投資を比較して、どれを選ぶべきかをまとめています。
▶︎【まとめページ】高配当投資はアリ?4つの投資スタイルを比較して分かった結論
結局どの投資スタイルを選ぶべきかは、投資目的や性格によって変わります。
私自身の投資戦略については、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶︎【実体験】40代会社員の投資戦略はこちら
ここからは、「高配当投資と優待株、結局どちらを選ぶべきか?」という疑問について、実体験ベースで解説していきます。
こんな疑問を持ったことありませんか?
「高配当と優待株、どっちがいいの?」
「優待ってお得そうだけど本当に得してる?」
「資金が少ないならどっちを優先すべき?」
株式投資を始めると、多くの人が一度は悩むのが「配当を取るか?優待を取るか?」というテーマです。
私自身も迷いながら投資をしてきて、現在は高配当株を軸にしつつ、優待株も一部保有しています。
本記事では、実体験をベースに高配当投資と優待株の違い・メリット・結論をわかりやすく解説します。
この記事では、次の内容を整理しています。
・高配当投資と優待株の本質的な違い
・それぞれのメリット・デメリット
・どちらを優先すべきかの判断基準
・優待株で失敗しないための注意点
・実体験から見えたリアルな結論
高配当投資と優待株の違いをシンプルに解説
■高配当投資とは
・配当金(現金)がもらえる
・再投資が可能
・資産形成に直結
■優待株とは
・商品やポイントがもらえる
・使わないと価値がない
・再投資ができない
■本質的な違い
最大の違いは、「現金かどうか」と思います。
・配当は自由に使える
・優待は使い道が限定される
高配当投資のメリット・デメリット【初心者向け】
■メリット① 再投資で複利が効く
配当金は現金なので、
・再投資できる
・資産が雪だるま式に増える
長期投資では非常に大きな強みです。
■メリット② 少額から分散投資できる
単元未満株などを使えば、
・数百円、数千円から投資可能
・分散しやすい
■メリット③ 長期保有との相性が良い
私自身、高配当株は長期保有前提です。
安定企業であれば、
・配当を受け取りながら保有
・売らずに資産形成ができる
■デメリット① 減配リスクがある
業績や景気の影響で、配当が減る可能性があります。
■デメリット② 税金がかかる(NISAなら非課税)
通常、配当金には約20%の税金がかかります。ただし、NISA口座で保有すれば配当金は非課税になります。高配当投資とNISAの相性は良いと思います。
優待株のメリット・デメリット【失敗しない選び方】
■メリット① 楽しさ・満足感がある
これは配当にはない魅力です。百貨店で優待を使ったときは、特別感を感じたのを覚えています。
■メリット② 生活費の節約につながる
特に、
・電子マネー
・ポイント型優待
は実質的に現金に近い価値があります。
■私の保有優待株と実績
現在の想定として、
・配当金:約6万円/年
・優待:約1.2万円相当
を受け取る予定です。優待は電子ポイント中心で、
・Amazonギフトカード
・PayPayマネーライト などに交換予定です。
私はAmazonをよく使うため、実用性が高いです。
ただし注意点(ここが重要)
現時点では満額の優待は受け取れていません。
・NTT:100株以上かつ2年以上保有
・ソフトバンク:100株以上かつ1年以上保有
最近はこのように、長期保有が前提の優待が増えている傾向にあります。

■デメリット① 単元株が必要で資金が重い
多くの優待は100株必要です。
・初期資金が大きい
・分散しにくい
■デメリット② 無駄遣いにつながる可能性
優待の一番の落とし穴は、「使わないともったいない」という心理が働くことです。
例えば、
・期限があるから使わないと損
・せっかく持っているから使いたい
こういった気持ちから、本来は必要ないものまで買ってしまうことがあります。これは一見お得に見えて、実際には余計な支出を増やしている可能性があります。私自身も優待株を保有していますが、常に意識しているのは、「優待を使うことが目的にならないようにすること」です。
あくまで投資の目的は資産形成なので、
・生活の中で自然に使えるものだけ選ぶ
・無理に使おうとしない
このスタンスが重要だと感じています。
■デメリット③ 複利が効かない
優待は現金ではないため、
・再投資できない
・資産形成スピードが落ちる
■デメリット④ 長期保有条件が増えている
最近の優待は、
・1年以上
・2年以上
といった条件が増えています。
そのため、買ってすぐ優待がもらえないケースがあります。
一方で配当は、権利確定日を守れば受け取れます。
優待株で失敗しないための注意点【初心者向け】
■優待利回りだけで判断しない
優待利回りは、優待金額 ÷ 株価で計算されますが、
・業績が悪い
・財務が弱い
のに高利回りの企業もあります。必ず財務も確認することが重要です。
■生活圏で使えるか確認する
・使えない優待は価値がない
・地域によって使えない場合がある
■優待廃止リスクを考える
優待は突然廃止されることがあります。その場合、
・株価下落
・損失
につながる可能性があります。
【実体験】優待株での失敗談
私は過去に、Jフロントリテーリング(3086)を優待目的で購入しました。
・百貨店の10%割引優待
・母親がその百貨店を利用していたので、サプライズ目的
しかし結果は失敗でした。母親がすでに同じ割引制度を利用しており、優待の価値がなくなったためです。さらに、
・権利確定前に購入
・権利落ち後に株価下落
となり、回復まで約3ヶ月待つことになりました。最終的に+2.5万円で売却できましたが、
・時間効率が悪い
・他の投資機会を逃した
という意味で、良い投資とは言えませんでした。
そして、サプライズは難しいです。当時は「せっかく買ったのに意味がなかった」と少し後悔しました。
高配当と優待株はどっちを選ぶべきか|まとめ
ここまでの内容を踏まえると、資産を増やしたい人は高配当投資が向いていると思います。
・複利が効く
・再投資可能
・資産形成向き
生活を豊かにしたい人は優待株が向いています。
・楽しさ
・節約効果
■私のスタンス
・高配当をメイン
・優待は補助
個人的には、高配当投資と優待株の違いは、
・資産形成は高配当
・楽しみや節約は優待
です。
そして結論としては、
資金が限られる会社員は高配当に集中するのが無理なく続けやすい方法だと考えています。その上で、余裕が出てきたタイミングで優待を取り入れる。
これが、私が実際に続けている進め方です。
▶ 投資スタイル全体を整理したい方はこちら(まずはこちらがおすすめ)
▶ 高配当投資 vs キャピタル投資はこちら
▶ 高配当投資 vs インデックス投資はこちら
※実際の銘柄選びについては、以下の記事で具体例をまとめています。
▶︎減配しにくい銘柄はこちら
■データ出典・注意事項
※投資に関する最終判断はご自身の責任でお願いします。
※本記事は過去の実体験をもとにしたものであり、将来の成果を保証するものではありません。
※本記事は高配当株投資と株主優待投資の比較・考察を整理したものであり、特定の金融商品の推奨を目的としたものではありません。
