コロナ禍で投資を始めた理由|40代会社員がS&P500積立を始めたリアルなきっかけ

自己紹介

結論|40代からの投資は、「無理なく続けられる方法」を見つけることが大切だと感じています。

40代になり、子どもの教育費や老後資金について考える機会が増えたことで、貯金だけで将来に備えることへの不安を感じるようになりました。

私は以前、テクニカル分析による個別銘柄投資に取り組んでいましたが、思うような結果を出せず、一度投資から離れた経験があります。その後、コロナ禍をきっかけに資産形成を見直し、2022年からS&P500の積立投資を始めました。

本記事では、投資を再び始めたきっかけやS&P500を選んだ理由、家計と両立しながら続けている考え方を実体験をもとに整理します。

【この記事で整理していること】
・コロナ禍をきっかけに投資を始めた理由
・S&P500を選び、積立投資を始めた経緯
・家計に合わせて無理なく投資を続けている考え方

※本記事は、筆者が投資を始めた経緯や続け方を実体験をもとに整理したものです。特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。

コロナ禍で感じた「会社員の不安」と投資を考えたきっかけ

2020年、世界はコロナ禍に突入しました。

ニュースでは毎日のように、

  • 経済の停滞
  • 企業の業績悪化やリストラ
  • 倒産

といった話題が報じられていました。

幸い、私が勤める会社への影響は大きくありませんでした。それでも、そのとき初めて「会社員でも将来は何が起こるか分からない」と強く思いました。

それまでの私は、毎月給料が入り、ボーナスも支給されることを当たり前だと思っていました。しかし、社会情勢によってその前提が変わる可能性もあると考えたとき、「貯金だけで将来に備えられるのだろうか」と不安になりました。

当時の資産形成は、銀行預金と財形貯蓄が中心で、とにかくお金を貯めることを優先していました。一方で、銀行預金の金利はほとんど期待できません。さらに、物価上昇や子どもの教育費、老後資金のことを見据えると、「貯金だけでは十分とは言えないのではないか」と考えるようになりました。

こうした不安をきっかけに、資産形成の方法を見直し、投資について調べ始めました。

39歳で投資開始|投資を始めるまでに決めたこと

投資の勉強を少しずつ始め、実際に行動したのは2022年です。
当時、私は39歳。決して早いスタートではありません。

それでも、「今からでも始めないよりはいい」と考え、積立投資を始めました。何から始めればよいのか分からず、自分なりに調べながら一つずつ決めていったことを覚えています。

投資資金は「貯金から投資へ」配分を変更

投資に回すお金は、新しく作ったものではありません。
もともと続けていた財形貯蓄を投資へ回すことにしました。

つまり、「貯金を増やす」から「資産を育てる」へ、お金の配分を見直した形です。
生活水準を大きく変えることなく始められたことは、今振り返っても良かったです。

旧つみたてNISAを利用して積立を開始

投資は旧つみたてNISAから始め、現在は新NISAで積立を続けています。

税制優遇制度を利用できることはもちろんですが、「長期で積み立てる」と最初に決められたことも、自分には合っていました。

最初は妻と合わせて月6万円からスタート

積立額は、妻と合わせて月6万円から始めました。

決して余裕があったわけではありませんが、「まずは始めてみて、負担が大きければ調整すればいい」という考えでした。

実際、その後は家計の状況に合わせて積立額を見直した時期もあります。最初から完璧な金額を決めるよりも、無理なく続けられる範囲で始めたことが、現在まで積立を続けられている理由の一つです。

S&P500を選んだ理由|40代会社員が長期投資で選んだシンプルな答え

投資を始める前、私は一度、個別銘柄への投資に取り組んだ経験があります。
当時はテクニカル分析を勉強し、チャートの値動きを見ながら売買タイミングを判断していました。しかし、思うような結果を出すことができず、最終的には投資から離れることになりました。

特に負担に感じていたのは、株価の動きを常に気にしてしまうことでした。保有銘柄が下落すると、「このまま下がり続けるのではないか」と不安になり、売るべきか持ち続けるべきかを何度も考えてしまいました。

もちろん、個別株投資には企業を選ぶ面白さがあります。しかし、会社員として仕事や家庭がある中で、短期的な値動きを見ながら判断を続ける投資方法は、自分の生活スタイルには合っていないと思いました。

その後、コロナ禍をきっかけに将来のお金について意識するようになり、教育費や老後資金など、長期的な資産形成の必要性を意識するようになりました。

改めて投資について調べる中で、短期間の値動きを予想するよりも、幅広く分散しながら時間をかけて資産形成を続ける方法のほうが、自分には取り組みやすいのではないかと思うようになりました。

そこで選んだのが、S&P500に連動するインデックスファンドです。

インデックス投資を選んだ理由は、個別銘柄の選択や売買タイミングを自分で判断し続ける必要が少なく、会社員として生活と両立しながら長く続けやすいと感じたためです。
その中でS&P500を選んだ理由は、長期的な資産形成を考えたとき、私は米国市場の成長力に期待したからです。

もちろん、将来も米国市場が成長し続ける保証はありませんし、大きな下落を経験する可能性もあります。

これまでの投資経験を踏まえ、自分の生活や考え方に合う方法として、長期的な資産形成の中心にS&P500を選択しました。

家計全体で考え、妻名義でも投資を始めた理由

投資は私だけでなく、妻名義でも始めました。
私はS&P500、妻は全世界株式(オール・カントリー)に積み立てています。

私自身には米国株を中心とした投資が魅力的でしたが、家計全体で考えたときには、異なる投資先を持つことで分散につながると考えました。

また、資産を一人の名義に集中させないことも理由の一つです。

万が一、私に何かあった場合でも、妻自身が管理できる資産を持っておくことで、家族として判断しやすい状態にしておきたいと考えました。

投資先を選ぶことだけではなく、家族全体でどのように資産を管理していくかを意識することも、長く資産形成を続けるうえで必要な視点だと感じています。

現実の会社員投資|家計を優先しながら続ける工夫

投資の本では、「固定費を見直して投資資金を作る」とよく紹介されています。

もちろん、その考え方は参考になります。しかし、子どもの成長とともに教育費や習い事、日々の生活費は増えていきます。会社員として生活する中では、思うように投資へ回せない時期もありました。

私が大切にしているのは、
です。

家計に合わせて積立額を調整する

積立投資を始めてから、家計の事情や一時的な出費で積立額を減らした時期もあります。

一般的には「毎月同じ金額を積み立てること」が勧められることもありますが、私は家計を優先しています。

そのため、必要に応じて積立額を減らしたり、余裕がある月やボーナスで補ったりしながら続けてきました。

毎月の収入だけで投資額をすべて賄えないこともありますが、それでも投資をやめずに続けることを意識しています。

完璧な投資計画を守ることよりも、その時々の家計に合わせて無理なく続けることが、私には合った方法でした。

下落時の考え方と現在の運用状況

投資を始めてからは、株価が大きく下落する場面も経験しました。それでも、慌てて売却しようと思うことはほとんどありませんでした。

理由は、投資を始めた時点で「短期的な値動きを予想するのではなく、長期で積み立てる」と決めていたからです。

毎月一定額を積み立てる方法であれば、株価が下落した時も購入を続けることになります。もちろん、下落によって不安を感じることはありましたが、長期運用を前提にしていたため、慌てて売却する判断にはなりませんでした。

また、投資では自分だけが損をしているわけではなく、市場全体が変動していると考えられたことも、冷静に判断する助けになりました。

2026年現在、S&P500の運用成績は評価益約60%となっています。もちろん、相場によって評価額は日々変動するため、この数字が今後も続くとは限りません。

現在も毎月6万円を基本に、家計の状況に応じて積立額を調整しながら運用を続けています。

投資を始めた頃は値動きに一喜一憂することもありましたが、今はS&P500の評価額を日々気にすることはほとんどなくなり、長く積み立てを続けることを意識しています。

まとめ|40代からの投資は「無理せず続ける」ことが大切だと感じています

投資を始めてから、お金に対する考え方は大きく変わりました。
以前は「貯めること」が中心でしたが、今は「資産を長期で作る」という考えを持てるようになりました。

もちろん、投資には値動きがあり、家計の状況によって思うように積み立てられない時期もあります。

家計の状況に合わせて積立額を調整しながらでも、投資をやめずに続けてきたことが、今につながっていると感じています。私にとっては、生活と投資を無理なく両立できることが、長く続けるうえで欠かせない考え方です。

より具体的な投資戦略については、こちらで詳しくまとめています。
→ 40代会社員の投資戦略はこちら

■データ出典・注意事項
※本記事は筆者の実体験や公開情報をもとに作成しています。
※掲載内容は将来の成果を保証するものではありません。
※投資判断は、ご自身で情報をご確認のうえ、ご自身の責任でお願いします。

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