結論:私は現在、インデックス投資と高配当投資の両方を続けています。将来に向けた資産形成を重視しつつ、今の生活につながる現金収入も欲しかったためです。
「高配当投資とインデックス投資、どちらが自分に合うのか」で悩む人は多いと思います。
私自身も、40代で子育てや教育費を考える中で、将来の資産形成を優先するべきか、今使えるお金も意識するべきか、で悩んできました。
実際に両方を続ける中で感じた違いや、不安、続けやすさを、評価額だけでは分からなかった感覚も含めて、実体験ベースで整理しています。
この記事で整理していること
・インデックス投資と高配当投資の違い
・実際に続けて感じたリアル
・40代会社員として、どう使い分けているか
・投資初心者が考えたいポイント
※本記事は、40代会社員である筆者の実体験や投資方針をもとに整理した内容です。投資には元本割れなどのリスクがあります。特定の金融商品を推奨するものではなく、最終的な判断はご自身の目的やリスク許容度に応じてご判断ください。
高配当投資とインデックス投資の違い
インデックス投資と高配当投資は、
同じ株式投資でも、考え方や続け方に違いがあります。
私自身も最初は、
「結局どちらが自分に合うのか」が分かりませんでした。
実際に両方を続けて感じるのは、
・資産を長期で積み上げていく投資
・配当を増やしながら現金収入を作る投資
という違いがあることです。
まずは、それぞれの特徴を整理します。
インデックス投資は「仕組み化による長期の積立投資」
インデックス投資は、個別企業を細かく分析しなくても、分散投資をしやすい特徴があります。
また、
- 毎月自動で積立できる
- 少額から継続しやすい
という特徴もあり、
長期間かけて資産形成を続けやすい投資方法だと感じています。
また、日々の値動きに合わせて売買判断を繰り返さなくても続けやすいため、仕事や子育てをしながらでも続けやすい点は、40代会社員として助かっている部分でもあります。
私自身も、
「時間を味方につけながら積み立てる」という感覚で続けています。
高配当投資は「配当を育てながら現金収入を増やす投資」
一方で高配当投資は、配当金による現金収入を目的とした投資です。
株価の値動きだけではなく、
- 財務状況
- 配当方針
- 利益の安定性
などを見ながら銘柄を選ぶことが多くなります。
また、
配当金を再投資することで、
少しずつ配当収入を増やしていく考え方も特徴だと思います。
私自身も、
最初から大きな配当金があるわけではなく、
少しずつポートフォリオを育てながら、
将来的な配当収入を増やしたいと考えています。
そのため、
高配当投資は、「今すぐ大きく増やす」というより、
時間をかけて配当を積み上げていく感覚に近いと感じています。
何を重視したいかで考え方は変わる
インデックス投資は、
長期で積み立てながら資産形成を続けるイメージ。
一方で、
高配当投資は、
配当を積み上げながら現金収入を増やしていくイメージ。
例えば、
- 値動きをあまり気にせず自動で積立したい人
- 売却タイミングを考える負担を減らしたい人
は、インデックス投資の方が続けやすい場合もあると思います。
一方で、
- 配当という形で投資の実感を持ちたい人
- 現金収入も意識したい人
は、高配当投資の方が合うケースもあると感じています。
そのため、
”将来に向けて資産を増やしたい”や”今後の現金収入も意識したい”など、
何を重視したいかによって、考え方は変わってくると思います。
次のパートでは、実際に両方を続けてみて感じたことを、
実体験ベースで整理していきます。
インデックス投資をやって感じた違和感
資産は増えていても『使えるお金』という実感は持ちにくかった
私はコロナ禍から投資を始めました。
そのため、
- 大きな暴落は未経験
- 一時的な下落はあったが積立は継続
という形で、基本的にはインデックス投資を続けてきました。
実際、資産は少しずつ増えていきました。
ただ、続ける中で感じたこともありました。
それは、
「増えているのは評価額」という感覚です。
もちろん、
資産が増えていること自体は嬉しいです。
ただ、
実際に使えるお金になるのは、売却して現金化してからです。
その一方で、
上昇相場では、「まだ上がるのではないか」と思ってしまい、
現金化をためらう。
逆に、
下落相場では、「もう少し戻ってから売りたい」と思ってしまい、
やはり売却しづらく感じる。
もともと長期投資の前提だったため、暴落時に売却するつもりはありませんでした。
ただ、余剰資金で買い増ししようと思っても、「まだ下がるかもしれない」と感じてしまい、実際にはなかなか追加購入できませんでした。
インデックス投資を実際にやってみると、資産評価額は増えていても、それだけでは生活が変わる感覚はあまりありませんでした。
特に40代になると、教育費や老後資金など、「いつか使うお金」を現実的に考える場面も増えます。
その中で、評価額が増えていても、売却しない限り使えるお金にはならないことを強く意識するようになりました。
長期で積立を続ける難しさも感じた
インデックス投資は、
長期間積立を続けることが前提になりやすい投資です。
私自身も、
子供の教育費など、10年~15年単位で必要になるお金を準備したい気持ちがあり、
積立を続けています。
一方で、
40代会社員として感じるのは、「本当に長期間積立を続けられるか」という不安です。
子供の成長とともに、教育費や生活費は増えていきます。
教育費だけではなく、老後資金や住宅関連の支出なども現実味を帯びてきます。
その中で、相場下落時でも積立を続けることには、想像していた以上に精神的な負荷もあると感じました。
そのため、
- 将来に向けた資産形成
- 今の生活とのバランス
をどう取るかは、実際に続ける中で考えることが多くなりました。
その中で「現金収入」にも興味を持つようになった
そうした中で、
少しずつ興味を持つようになったのが高配当投資です。
インデックス投資は、長期で資産形成を目指す投資。
一方で、
高配当投資は、配当という形で現金収入が入ってきます。
私の場合は、
将来に向けた積立も続けたい一方で、
- 今の生活に少し余裕を持たせたい
- 家族との時間にもお金を使いたい
という気持ちもありました。
そのため、
「長期の資産形成」と「現金収入」の両方を考えるようになり、
現在の投資スタイルにつながっています。
高配当投資をやって感じたリアル
配当金が入ることで「投資している実感」が変わった
インデックス投資を続ける中で、
少しずつ興味を持つようになったのが高配当投資でした。
実際に始めてみると、
インデックス投資とは違う感覚がありました。
特に印象に残っているのは、配当金が振り込まれた時です。
高配当株は、
購入してから配当金が入るまで時間が空くことも多く、
最初は配当の存在を忘れていることもありました。
そのため、
振込メールを見て、「あれ?配当金が入っている」と気づく感覚でした。
キャピタル投資のような、「大きく増えた」という感覚とは少し違い、
じわっと嬉しい感覚に近かったのを覚えています。
また、
配当金そのものはまだ大きな金額ではありませんが、外食費や家族とのちょっとしたレジャー代を配当金でまかなえる位になると、「投資が生活につながっている」と感じやすくなりました。
少しずつ配当を積み上げていく感覚が自分には合っていた
現在は、
配当金だけで生活できるような金額ではありません。
そのため、
受け取った配当金は、基本的に再投資へ回しています。
私自身は、「一気に増やす」というより、
- 少しずつ銘柄を増やす
- 配当金を再投資する
- 配当収入を積み上げていく
という進め方が、自分には合っています。
また、
ポートフォリオを少しずつ育てていく感覚もあり、
長期で継続しやすい投資だと感じています。
一方で、
配当利回りの高さだけを見て投資すると、
減配や株価下落につながるケースもあると思います。
そのため現在は、「一気に増やす」よりも、
長く続けられる形を意識しながら、少しずつ配当を積み上げる考え方で続けています。
ただ、銘柄分析や管理の手間はインデックス投資より増えやすいため、「できるだけ手間を減らしたい」という人には、合わない部分もあると思っています。
高配当投資でも「値動き」は避けられないと感じた
高配当投資では、配当金に注目されやすい一方で、
株価の値動きがなくなるわけではありません。
実際、コロナ後に購入した高配当株の中には、
結果的に株価が大きく上昇した銘柄もありました。
- 配当金を受け取りながら
- 株価も上昇する
という経験ができたことで、
投資への手応えを感じた部分もあります。
ただし、これは当時の相場環境による影響も大きかったと思っています。
一方で、
高配当株でも株価が下落することはありますし、減配リスクもあります。
そのため、「高配当だから安心」というより、
- どのような目的で持つのか
- どこまで値動きを許容できるか
を考えながら続けることが大切だと感じています。
実際には、配当金が入っていても、株価下落によって資産全体ではマイナスになることもあります。
また、減配が発表された時は、株価下落と心理的なショックが同時に来るケースも体験しています。
そのため現在は、配当利回りの高さだけではなく、「無理なく配当を維持できそうか」も意識して見るようになりました。
高配当投資では、配当利回りだけではなく、「減配しにくさ」をどう考えるかも重要だと感じています。実際に私が確認しているポイントは、こちらで整理しています。
▶︎減配しにくい銘柄はこちら
※すべての銘柄で同様の結果になるとは限りません。
トータルリターンとインカムの違い|それでも高配当投資を選ぶ理由
実際に両方を続けて感じるのは、
- 資産をコツコツ増やしていく投資
- 今の生活にも少し余裕を持たせたい投資
という違いだけではなく、
「投資中に感じる安心感」や「続けやすさ」にも違いがあることでした。
一般的には、
インデックス投資の方が、長期で見ると資産が増えやすいと言われることも多く、
平均成長率の目安として、年5~7%前後が参考にされることがあります。
(※将来の成果を保証するものではありません)
一方で高配当投資は、
配当利回り3~4%台を目安に、配当収入を積み上げていく方が多いと思っています。
もちろん、
資産全体の成長だけを考えるなら、
インデックス投資の方が合理的だと感じる部分もあります。
それでも私が高配当投資を続けているのは、
「今使える現金」が入ってくる感覚に価値を感じているからです。
将来に向けた資産形成は大切だと思っています。
ただその一方で、家族との外食や旅行など、今の生活にもお金を使いたい気持ちがあります。
そのため私自身は、
- 将来に向けた積立
- 今につながる現金収入
の両方を意識しながら、投資を続けています。
もちろん、
高配当投資にも、減配や株価下落のリスクはあります。
そのため、
どちらが優れているというよりも、
「何を重視したいか」で考え方は変わると感じています。
40代会社員の結論|自分に合う形+組み合わせが現実解
ここまで、
インデックス投資と高配当投資の両方を続けて感じたことを整理してきました。
実際に続けて感じるのは、
「資産を大きく増やしたいのか」「今の生活にも余裕を持たせたいのか」
で、投資との向き合い方も変わるということです。
そのため私自身は、どちらか一方を選ぶというより、目的に応じて役割を分けながら続けています。
私自身も、
最初から今の投資スタイルだったわけではありません。
実際に続けながら、
- 積立投資の方が続けやすい
- 配当が入る方が安心感がある
など、少しずつ自分に合う形を探してきました。
そのため、
最初から完璧に決めようとしすぎなくても良いと思っています。
まずは、
- 積立投資を続けてみる
- 少額で高配当投資を試してみる
など、無理なく続けられる形を見つけることが大切だと感じています。
実際に続けて感じるのは、「どちらが正解か」よりも、「自分が不安なく続けられるか」の方が、長期投資では重要だということです。
実際に私が、
・インデックス投資
・高配当投資
・現金
をどのような役割で持っているかは、こちらで整理しています。
▶︎40代会社員の投資戦略はこちら
「配当収入」と「値上がり益」の違いを、実体験ベースでもう少し整理したい方は、こちらの記事でまとめています。
▶︎高配当投資 vs キャピタル投資はこちら
配当金を重視するか、株主優待を重視するかで迷う方は、それぞれの違いや感じたことをこちらでまとめています。
▶︎高配当投資 vs 優待投資はこちら
■データ出典・注意事項
※本記事は、過去の実体験や過去データをもとにした考察であり、将来の成果を保証するものではありません。
※投資には価格変動・減配・元本割れなどのリスクがあります。
※投資スタイルには向き不向きもあるため、「どちらが正解か」ではなく、自分に合う形を考えることが大切だと感じています。
